続いて出演者インタビュー2人目は、
ヒロイン・ユズコ役南出めぐみさん
ヒロイン、女泥棒ユズコを演じる南出さんは、
クールさとおちゃめさをあわせもつ、魅力的な女優さんです！

―マルイロのリーディング公演に出演しようと思ったきっかけは何ですか？
リーディング公演自体はみたことはありますが、あまり印象に残っていなくて。なんとなく敬遠しがちでした。でも、出演のオファーをいただいたときに、マルイロの「手つなぎ効果」というものに興味を持ちまして、新しい世界観を生み出す手助けができたらいいなと思い、参加を決めました。

―実際に稽古をしてみて、どのような印象でしたか？
初めはさぐりさぐりでしたね。リーディング公演なので、脚本をもったままお芝居をするわけですが、はじめはどこまで脚本を読めばいいのか迷いましたね。なれてくると、今度は「読むだけじゃないな」ということに気付いて。あとは、普通のお芝居と違って動きでみせることができない分、体はニュートラルなわけで、そういう体のまま色んな感情を出すっていうことがとても新鮮です。

―作品や役とご自分を重ねて、思うところはありますか？
ユズコと私は、重なるところは所々あります。たとえば、気を許している人にはわがままをいいたい放題言うところとか。今回の役でいうと、夫であるモントに対して、普段の南出めぐみだと昔からの友達とか家族に対しては、よくわがままをいいます（笑）
あとは、自由奔放なところとか、結構機嫌が悪いところもかな。そのままだなあ～って思いますね。

―モント役の大森さんからは、南出さんとユズコの共通点について、「人に対する当たりの強さが似ていますね。あと、根本が素直なところ。」というコメントがありました！
そうですか（笑）。当たりの強さといえば…今回の役でいうと、キミヤスくんみたいな面白いキャラクターをみつけると、からかいたくなるっていうところはユズコと一緒ですね！

―コロワニアの秘宝はなんだと思いますか？
ダイアモンド。永遠の輝きだから！

―最後にお客様に対して一言、お願いします。
いっぱい想像力をかきたてて妄想していただいて、楽しんでいただけるとうれしいです。
あとは、観に来てくださったみなさんが、「コロワニアの秘宝とは？」という自分なりの答えを見つけていただければと思います！

（聞き手：椎野明子）

◆◆◆公演情報◆◆◆
 演劇ユニット・マルイロ　第３回リーディング公演『ホテルコロワニア』
 2014年12月17日［水］〜20日［土］
 ステージカフェ下北沢亭
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