『ホテルコロワニア』の稽古の合間に、ハナ役の椎野明子が出演者インタビューをおこないました。
順次アップしていきますので、楽しみにしていてください!

それでは、1人目は主演・モント役大森謙治さんです。
本作の主役、泥棒モントを演じる大森さん、
ひょうひょうとした雰囲気で、頼れる男モントを演じます!

モント役大森謙治さん

―マルイロのリーディング公演に出演しようと思ったきっかけは何ですか?
今までは、声だけで表現をするという機会があまりなくて。声だけのお芝居ということで、細かいディティールにまでこだわれると思いますので、自分としては、「声だけの表現というシンプルなもので、どうやってやってくか?」というチャレンジをする機会にしたいと思い、出演を決めました。

―実際に稽古をしてみて、どのような印象でしたか?
リーディング公演への出演は初めてではないですけど、印象は全く違いましたね。
前に『走れメロス』でメロス役をやったんですけど、その時は、自分のセリフだけ言うような感じで。メロスだけにずっと走りながら(笑)。今回の脚本は、ほとんど舞台の脚本に近いので、もっとお芝居に近いけど、でもト書きがあったりして朗読的な部分もあって、お芝居と朗読の中間のものというのが印象的です。表現としては面白いと思います。

―作品や役とご自分を重ねて、思うところはありますか?
自分とモント…なんですかね。
僕、基本的にやる気がないんですよ(笑)。ふざけているわけではないんですけど、基本的にテンションが低い。そこは似てるかな。あとは、人に対してしっかりと向き合いたいっていう思いがある部分は、結構モントと共通するのかなって思っています。

―ユズコ役の南出さんからは、大森さんとモントの共通点について、「ぼーっとしているけど、内に秘めた熱いところがあるところ。」というコメントがありました!
そうですかね。そういうことにしておきましょう(笑)。

―コロワニアの秘宝はなんだと思いますか?
うーん…王冠。

―最後にお客様に対して一言、お願いします。
今回の公演には、お芝居と朗読の中間である面白さだったり、不思議な世界観の脚本であったり、この座組みのいい雰囲気であったり…、いろんな要素がつまっています。それらが作り出す雰囲気からできる僕らの想像力と、その回を観に来てくださったお客さんの想像力が合わさって、毎公演ちがうものが出来上がると思います。
観に来てくださったその日の1回の公演を、とことん楽しんでいただければうれしいです!

◆◆◆公演情報◆◆◆
 演劇ユニット・マルイロ 第3回リーディング公演『ホテルコロワニア』
 2014年12月17日[水]〜20日[土]
 ステージカフェ下北沢亭
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