出演者インタビュー7人目は
ヒカル役飯島夕生さん
保安官のヒカルを演じる飯島さん、
ホテルコロワニアのミステリアスな部分を引き出す、魅力的な女優さんです！

―マルイロのリーディング公演に出演しようと思ったきっかけは何ですか？
オーディションの告知文をみて、面白そうだなと思いまして。団体もしっかりしている雰囲気だったので、ホームページも見てみました。そこで過去作の動画も見て。リーディングといえば並んで座って本を読んでいるというイメージだったのですが、意外にもおもしろいなって思ってオーディションを受けてみました。

―実際に稽古をしてみて、どのような印象でしたか？
自分のセリフを言うときに脚本を見てなきゃいけないってところが印象的ですね。
普通のお芝居の稽古だと、覚えられるセリフはなるべく覚えて、相手を見ながら芝居をすることが多いのですが、リーディングだと基本的に脚本を見ながらなので。
相手のセリフを聞くときの感覚もちょっと違います。
脚本を見ながらだと、相手のセリフを聞くタイミングと、脚本を見ながらしゃべるタイミングがまだつかみきれない。相手のセリフを100％聞いていると、自分のセリフのタイミングと合わないし、かといって脚本を見ながら相手のセリフを聞いていると、セリフをただ読んでしまうので難しい。そこはまだ研究中です。

―作品や役とご自分を重ねて、思うところはありますか？
ヒカルは、ちょっと達観しているところはやりやすいですね。でも、やりすぎたら無感情になるし、自分に寄せすぎてしまうと悪ふざけしたくなっちゃってキャラが崩れるので調整中かな。

―コロワニアの秘宝はなんだと思いますか？
あなたの瞳です。
しっかりした目の人が好きなので！

―最後にお客様に対して一言、お願いします。
観た後に、「なんかよかったよね」っていいながら帰ってもらえればと思います。
「そういえばこんなシーンあったね」とか「そういえばこんなセリフあったね」とか、ひとつひとつ思い返してみて、「そういえば全体的によかったんだね」って！

（聞き手：椎野明子）

◆◆◆公演情報◆◆◆
 演劇ユニット・マルイロ　第３回リーディング公演『ホテルコロワニア』
 2014年12月17日［水］〜20日［土］
 ステージカフェ下北沢亭
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