出演者インタビュー4人目は
ト書き役山田由梨奈さん
リーディング公演ならではの役割であるト書きを演じる山田さん、
ときにお客様の、ときに登場人物の代弁者となって作品を盛り上げます!

ト書き役山田由利奈さん

―マルイロのリーディング公演に出演しようと思ったきっかけは何ですか?
高校生のときに放送部に所属していて、NHK主催の朗読大会に出たりしていたので、そのときからずっと朗読には興味がありました。でも人に見せるかたちの公演に参加したことはなくて。
いまは声の仕事をしているので、東京に出てきたときに、「絶対一度は朗読劇をやりたい」と思っていたんですよ。今回はいいタイミングだったので参加しました。

―実際に稽古をしてみて、どのような印象でしたか?
やってみて、より面白いなって思います。
特にト書きは、台詞をよむ全員と呼吸があわないとできないので。神経を過敏にして、人物の思いを汲み取って出す、ということは難しいけど、やりがいがあります。まちがったリードをしちゃうと芝居が違ってきちゃいますし(笑)。

―作品や役とご自分を重ねて、思うところはありますか?
情景描写の部分では、ほんださんの言葉の雰囲気が好きだなと思って読んでます。自分のなかの感覚に似ているところがあって、すっと入ってくるし、すっと出せる。

―コロワニアの秘宝はなんだと思いますか?
金塊……掘り出したいですね(笑)。

―最後にお客様に対して一言、お願いします。
稽古も折り返し地点だと思いますが、一回一回みんなが仲良くなっていって、お芝居もどんどん進化してきているので、私自身も最後にどうなっているのかすごく楽しみなんです。みなさんに満足して楽しんでいただける作品になっていると思うので、ぜひ楽しみにしていただければと思います!

(聞き手:椎野明子)

◆◆◆公演情報◆◆◆
 演劇ユニット・マルイロ 第3回リーディング公演『ホテルコロワニア』
 2014年12月17日[水]〜20日[土]
 ステージカフェ下北沢亭
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