出演者インタビュー 3人目は
主役・大野智子役 水谷真利子さん
水谷さん演じる智子は、稽古が始まって以来、日々、劇的に進化中です。

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─ 役者になったきっかけは?これまでどんな作品に出演されましたか?
私は子供の頃から、ダウンタウンとかウッチャンナンチャンとか、お笑いが大好きで。
ちょっと前に、芝居でお笑い芸人の役をやりまして、
それ以来、自分でネタを考えたり、お笑いのライブもやるようになりました。
そういう人になりたいって、強く意識したことはないのですが、
周りが楽しんでいるっていう状況が、自分も嬉しいし、楽しいんです。
その気持ちが、役者としての自分の核になっていると思います。

─ 作品と自分を重ねて感じたことはありますか?
お兄ちゃんがいるって設定は、共通してますかねぇ。
しかも、下のお兄ちゃんが近々結婚するんです。
私が出演する舞台もよく観に来てくれるのですが、
お兄ちゃん一人で観に来てた頃は、終演後に、少しは話したりしてたくせに、
彼女と一緒にくるようになってからは、すっと帰るようになりました。
照れてるんですかね。
あ、うちの場合は、斉藤さんのところと違って
「お兄ちゃんとられたー!」とか、一切ないです。
仲悪いわけじゃないけど、仲良し…とは、またちょっと違うんですよね。

─ リーディングをやってみていかがでしょう?
リーディングって、普通の演劇とは違って、こういうものだ!っていうのが無いじゃないですか。
だからこそ、自由にやってやろうって思って稽古に臨んだのですが、いやいやとんでもない!
動きで表現できないという制約が、思っていた以上に大きいんですよ。
役者の心と声と身体は、つながってるなと、あらためて感じました。
シーンごとの匂いとか寒さとか「感覚」を、本当にイメージできてないと
お客様には伝わらないと思うので、そこを大事にしていきたいと思います。

─ 家族にまつわるエピソードを聞かせてください。
父の仕事の都合で、引越しが多い家庭だったんです。
愛媛県内で3年に1度くらいは引越ししてました。
急に言い渡されることも多かったのですが、慣れたもので、
家族みんな淡々と荷造りしてましたね。
知らない土地で友達もいない間、代わりにお兄ちゃんが遊んでくれたり、
いじめっ子から守ってくれたり…っていうことも一切なく、
もう、兄妹それぞれがたくましく生きてました。
当時は、学校で最初に話しかけてくれた子に、面白いこと言って、
笑ってもらって、そこから友達の輪を広げていました。
なんか今の自分とつながってるかもしれませんね。

─ 最後にひとことお願いします。
やっぱりお客さんに楽しんでもらいたい、笑顔になってもらいたいです。
それには、自分も心から楽しまないと。お客さんには伝わってしまうと思うので。
稽古の最初の頃は「真利ちゃん、また眉間にシワ寄ってるよ!」って言われて、
さすがに、眉間にシワじゃ笑えないですよねぇ…。
もちろん最近はシワもすっかり消えてますので、ご安心を。
お客さんに楽しんでいただけるよう、本番は私も精一杯楽しんで臨みます!

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